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11月18日、事情に詳しい3人の情報筋とロイターが確認した約12件の求人広告によると、Appleのサプライヤーであるフォックスコンは、iPhone組立労働者の採用を担当するインド国内の代理店に対し、求人広告から年齢、性別、婚姻状況、そしてフォックスコンの名称を削除するよう指示した。ロイターは6月、フォックスコンがインドの主要なiPhone組立工場で既婚女性の雇用に消極的で、生産ピーク期にのみこの慣行を緩和していると報じていた。 フォックスコンはチェンナイ近郊のスリ・ペレンブドゥールにあるiPhone工場で数千人の女性を雇用しており、組立ラインの作業員の採用は外部サプライヤーに委託している。これらの業者は候補者の発掘と選考を担当し、最終的にフォックスコンが面接を行い、採用する。 ロイターは6月の報道で、フォックスコン・インドの採用サプライヤーが2023年1月から2024年5月の間に公開した求人広告を調査した。その求人広告では、スマートフォン組み立て作業に就く資格は一定年齢の未婚女性のみと規定されており、アップルとフォックスコンの差別禁止方針に違反していると指摘した。 報道が発表されて数日後、フォックスコンの人事担当幹部は多くのインドのサプライヤーに対し、同社が提供するテンプレートに従って採用資料を作成するよう指示し、またサプライヤーに対しメディアに話さないよう伝えた。 あるエージェントは、6月下旬の会議でフォックスコンの人事担当幹部がロイターの採用慣行に関する報道を引用し、「いかなる広告にもフォックスコンの名前を使用しないよう警告し、使用した場合は契約を解除すると告げた」と述べた。 匿名を条件に申し出た代理人は、「フォックスコンの求人広告の指示は、未婚であること、年齢、性別を明記しないことだ」と述べた。 本稿執筆時点では、フォックスコンはこの件についてコメントしていない。アップルも同様の問題についてコメントを控えている。両社は以前、フォックスコンがインドで既婚女性を雇用していると述べている。(オーシャン) |